上の子には、そのまま日本国内と早稲田渋谷シンガポール校の受験対策をお願いしつつ
親として、「海外子女教育振興財団」「フレンズ帰国生母の会」「○○(自治体名)国際センター」「現地学習塾」に相談をした。
「海外子女〜」は予約が取れず相談は2月以降になってしまうとのこと(それでは間に合わない…)
「フレンズ帰国生母の会」はメールですぐに返信を頂いた。本当に有り難かった。
返答は概ねこのような内容だった。
簡単に言うと「『早稲田渋谷シンガポール校』に受からなかったら、日本に残るという選択も考え、日本の高校に入学した方が良いのでは」とのことだった。
IBが取れるインター校に行くと、高校に何年在籍することになるのか分からないと言うことだった。
後で気づいたのだが、メールを送った夫が受験を控えた上の子の事しか書かなかったので、一人っ子だと思われたのかも。
一方の「○○(自治体名)国際センター」へは夫婦で相談へ伺った。
大まかな方向性は「早稲田渋谷シンガポール校」を受けましょう&受かりましょう。
で変わりはなかったが、受からなかった場合の提案が全く違った。
「春には現地にいって、自分に合いそうなインターを見学して9月から行けるように自分の目で探そう」という方向だったのだ。
こちらは、下に義務教育課程の子供が居ることも言っていたので、家族全員一緒に暮らせるようにという前提はあったと思うが、なんと担当者が中学校の英語教員をなさっていた方だったのだ。
「海外に家族で住む」という経験を「大学進学への効率性」以上に重く見て、尚且つ前向きに捉えている。と感じられた。
私自身も正直に2人の子供の現状について相談できた。 本当にありがたく思った。
夫は連れて行きたいという意思が強かったので、こちらの意見は相当後押しになったと思う。
またネット検索で見つけた現地の塾ともオンライン面談ができた。
過去問の成績と現状をお話し、短期間ながらオンラインでサポートを受け、試験に備えることになった。
日本での冬期講習も申し込んだ後で、金額的にも安くないけれど、あまりに情報のない学校を受験するのでお願いできて良かったと思う。オンラインで一緒に勉強する仲間がいたのも、本人にとってとても心強かったのでは。
追記 インターナショナルスクールでのインターナショナルバカロレア取得について
複数の相談先から伺いました。
IB(インターナショナルバカロレア)取得のできる学校に高校生の年齢から入学(英語が義務教育程度)するのは難しいようです。
そもそも日本の高校入学年齢で、英語がネイティブでない子を受け入れてくれる学校もシンガポールには少ないそうです。(複数の相談先が同じ2校を挙げていました)
ですが、IBに拘らなければ高校相当の内容を学べる学校は複数あり、日本での帰国生入試に関しても、IB以外の学校独自資格も卒業資格と認めることという方向になってきている。
IB取得は絶対ではないかもというお話しでした。(○○国際センターご担当者のお話の要約)